9.6 C
Tokyo
6.7 C
Osaka
2025 / 12 / 26 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料「午後の紅茶」上質感・報酬感に照準 高付加価値シリーズ「TEA SELECTION」好評受け通年販売

「午後の紅茶」上質感・報酬感に照準 高付加価値シリーズ「TEA SELECTION」好評受け通年販売

 キリンビバレッジは「午後の紅茶」ブランドで上質感・報酬感が得られる体験を年間通じて提供していく。

 1月25日、取材に応じた成清敬之マーケティング部長は「『午後の紅茶』で中長期的に目指すのは、日本に豊かな紅茶文化を広げていくこと。そのため2024年の戦略は、紅茶そのものの上質なおいしさ、それから報酬感を伝えていきながら、紅茶カテゴリーをより魅力化していく」と語る。

 「ストレートティー」「ミルクティー」「レモンティー」定番3品では、夏と冬に上質な体験を提案して紅茶を飲みたい気持ちを醸成。「おいしい無糖」では日常飲用を促していく。

 加えて、23年に立ち上げて好評を博した高付加価値シリーズ「TEA SELECTION(ティーセレクション)」シリーズの一部を通年化。

 昨年発売した期間限定品のうち「アールグレイアイスティー」と「ロイヤルブレンドティーラテ」2品を4月16日から通年販売する。

 2品を選んだ理由については「昨年のお客様の反応と『年間を通じて飲みたい』といった観点から通年化した」と説明する。

 「午後の紅茶」の23年販売数量は前年比2%増の5千46万ケースを記録。昨年は、定番3品の夏のアイスティーなど季節を捉えた提案が奏功したことに加えて、「おいしい無糖」シリーズが「おいしい無糖ミルクティー」の純増効果もあり二ケタ増で着地し12年連続成長を果たした。24年販売数量は1%増の5千80万ケースを計画する。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。