かつおパック類など賞味期間6か月延長 フードロス削減へ にんべん

にんべんはフードロス対策の一環として、3月1日生産分から順次、かつおパック類7品と削り節類1品の賞味期間を従来の12か月から18か月に6か月延長する。同時に調味期限表示を従来の年月日表示から年月表示に切り替える。

かつおパック類や削り節類については、酸素を通しにくい積層フィルムを使い、削り節をガス置換包装することで、賞味期間の品質を担保している。同社は全国削節工業協会「削りぶしの賞味期限に関するガイドライン」に準じ、従来より高い酸素バリア性能を持つ包装フィルムによる検証試験を重ね、賞味期間を12か月から18か月に延長できることを確認した。

賞味期間延長については百貨店商品の一部で先行実施しているが、にんべんは今回、家庭用の主力商品を含むかつおパック類7品と削り節類1品に適用範囲を拡大する。

対象商品は「かつおパックソフト2.5g×4袋」、「フレッシュパックソフト」の「1.5g×8袋」「4.5g×4袋」「4.5g×8袋」、「フレッシュパック砕片けずり3g×5袋」、「フレッシュパックソフトプレミアム」の「本枯鰹節使い切りサイズ1.5g×10袋」「本枯鰹節2.5g×8袋」、「かつおぶし厚削り100g」の計8品。