8.1 C
Tokyo
12.7 C
Osaka
2025 / 12 / 23 火曜日
ログイン
English
飲料系飲料キリン「ファイア ワンデイ」好調 2023年に2桁増を記録 「ブラック」「ラテ微糖」の成長に「砂糖不使用ラテ」が純増

キリン「ファイア ワンデイ」好調 2023年に2桁増を記録 「ブラック」「ラテ微糖」の成長に「砂糖不使用ラテ」が純増

 キリンビバレッジの「ファイア ワンデイ」シリーズが好調となっている。

 同シリーズの2023年販売実績は、「ブラック」「ラテ微糖」の成長に加え、昨春投入した「砂糖不使用ラテ」が純増し前年比2桁増を記録した。

 導入店舗での好調な販売実績をもとに商談に臨み配荷拡大につなげてきたことが主な好調要因。

 1月25日、取材に応じた諸橋桜子マーケティング部ブランド担当主任は「『ブラック』と『ラテ微糖』は1店舗当たりで手に取られる本数がとても多い。大容量ということと、おいしさが評価されて、じわりと回転が上がっている。そこに着目して商談することで、23年は配荷率を物凄く上がり間口(飲用者層)も拡大した」と振り返る。

諸橋桜子マーケティング部ブランド担当主任
諸橋桜子マーケティング部ブランド担当主任

 コミュニケーション戦略も奏功。
 昨年4月から「直火仕上げのコーヒーは、香り高くおいしい。」をキーメッセージとしたコミュニケーションを展開。
 TVCMには俳優の長谷川博己さんを起用し、これまでの大容量・コスパという戦いから、おいしさと品質感をアピールする戦略へと転換したところ「お客様のご評価は物凄く良いと思っている」という。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。