ダイドードリンコは、自販機による地域社会貢献活動に積極的に取り組んでおり、1月下旬から2月上旬にかけて全国3地域で女性ヘルスケア応援、子育てや地域支援の連携協定を締結するなど新たな取り組みが始動した。
1月29日、愛媛県四国中央市の同市社会福祉協議会と、子育て支援の中長期的な官民連携を目的とした協定を締結。「子ども食堂応援自販機」を市庁舎内などに設置した。同自販機は飲料とともに紙おむつやおしりふきも販売しており、子育て世代が心配なく外出できるよう配慮。売上の一部は市内の子ども食堂などの支援・拡充に役立てられる。
同日、日本最古の官道「竹内(たけのうち)街道・横大路(大道=だいどう)」と太子町などの周辺地域の活性化を応援する協定を、同大道活性化委員会と締結した。
2月8日は、富山・野村病院に「女性ヘルスケア応援自動販売機」を設置した。飲料とあわせて女性用衛生用品(生理用ナプキン)が購入できる自販機で、富山の医療関連施設で初となる。
同応援自販機は同社が23年から展開する新たな社会貢献の取り組みで、同社は「次の50年先を見据えたウェルビーイング経営やESG経営を積極的に推進する野村病院がこの取り組みに賛同し、特に職員向けの福利厚生、働きやすい職場づくりを目的に設置した」としている。