17.8 C
Tokyo
15.6 C
Osaka
2025 / 12 / 08 月曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム明治がChatGPT運用開始 アイデア創出や効率化目指す

明治がChatGPT運用開始 アイデア創出や効率化目指す

明治は1月15日から従業員約1万人を対象に、「Azure OpenAI Service」(日本マイクロソフト)を活用した生成AIツールの運用を開始した。新たなアイデア創出の補助や業務効率改善など幅広い活用を目指す。

「meiji AI Talk powered by ChatGPT」は、同社の環境にあわせて構築した対話型の生成AIツール。従業員のパソコンに順次導入し、いつでもアクセス可能。情報の外部漏洩がないようセキュリティに配慮した環境を設定し、安心して生成AIを業務に活用できるようにした。

利用方法によっては、プライバシーやコンプライアンス上の問題、誤情報の可能性などが問題視される生成AIツール。今回の運用開始にあたり同社は、利用ガイドラインの整備、利用時は画面上に絶対条件を表示するなどの対策を講じ注意喚起を行っている。

今後は保有する独自データと従業員の知見と生成AIを掛け合わせることで「明治独自のものとして進化させ、これまでにない価値創造・業務効率化の実現を目指す」(明治)。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。