DM三井製糖 和菓子の魅力再発見 「和菓子縁日」大盛況に

DM三井製糖は2月2日、同社本社ビル(港区芝・Mita S-Garden)の中庭で「和菓子縁日」を開催した。全国各地の和菓子店26店舗から選りすぐりの和菓子30品目が購入できるとあって、同イベントには近隣の主婦や学生・会社員などが多数来場。昼休みには早くも「完売御礼」が打たれるほどの大盛況となった。

主催した同社サステナビリティ推進室・高山祐子室長は「良い意味で想定を超える反響で驚いている。昨年5月にこちらに本社移転し、『スプーン印』『ばら印』の砂糖の会社として何かしら地域貢献できないかと考えていた。事前に町内会にチラシを配布するなど地域で『和菓子縁日』開催を盛り上げることができた」と振り返る。

和菓子縁日に出品したのは、榮太樓總本舗(東京)や五十鈴(東京)、引網香月堂(富山)など全国26店舗の30品目。高島屋の有名和菓子バイヤー・畑主税氏がセレクトする和菓子を一堂に集めた。「『和菓子縁日』を通して和菓子の美味しさを改めて実感していただき、全国各地の和菓子屋さんを応援するきっかけになれば」(高山室長)としている。

次回の和菓子縁日は3月1日(金)に開催する。同社のサステナビリティ基本方針「5つの寄り添い(環境・人・幸せの時・健康・地域社会)」の一環として、継続的な地域貢献活動を目指す。