ファミリーマートは11月30日、国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)で「ファミフェス」を開催し、モデルやタレントらの豪華ゲストを招きコンビニ業界初のファッションショーを催すなど“挑戦するコンビニ”の姿勢を鮮明に打ち出した。
新たなライフスタイルへの対応が求められる中、コンビニにおいても、手軽であることや緊急時の需要だけではなく、本当に欲しい“選好品”が求められる傾向にあると同社は捉えており、その代表事例にファミリーマートのオリジナルブランドである「コンビニエンスウェア」や「フェイシャルティシュー」のヒットが挙げられる。
「ファミフェス」の開催は、この流れを受けたもので、開催を皮切りに新時代のコンビニ像を創り上げていく。
冒頭挨拶した細見研介社長は「『ファミフェス』にはチャレンジ大発表会という副題がついており、将来のチャレンジをお披露目する場でもある。我々の腹積もり・決意というものを一緒に伝えていきたい」と語る。
ファミリーマートの店舗をイメージした丸形コンビニのステージには、数々のチャレンジ商品を陳列。その中を、「コンビニエンスウェア」の最新作をまとった吉田鋼太郎さん、八木莉可子さん、又吉直樹さん、栁俊太郎さん、太田莉菜さん、内田理央さんらが通り抜けるスペシャルランウェイも実施された。
ランウェイには、多様性をテーマに様々なライフスタイルを持つモデルや「コンビニエンスウェア」を先行導入した大阪の加盟店で働く人たちも登場した。
「ファミフェス」開催の真意について細見社長は「3年間、コロナ禍と戦って打ち勝った人への賛歌。コロナ禍、ファミリーマートに来ていただいたお客様に感謝の気持ちを届けるという思いで企画した」と語る。
【写真】ファミリーマート「ファミフェス」に「コンビニエンスウェア」をまとって登場する吉田鋼太郎さん、八木莉可子さん、又吉直樹さんら