グリーンコープ びん牛乳工場を新設へ 中設エンジが設計監理施工

グリーンコープ生活協同組合連合会(本部・福岡市博多区、日高容子代表理事)が大分県中津市で計画している新びん牛乳工場新築工事の地鎮祭が10日、執り行われた。

ウクライナや中東などの国際情勢の流動化や円安の進行によって輸入飼料が高騰。輸入混合飼料が値上がりしていることや牛乳代に占める飼料代の割合が大きく引き上がり、安心・安全・高品質な牛乳を安定供給するのが困難になっている状況を受けてグリーンコープが先月、下郷農業協同組合、耶馬溪酪農組合と基本協定書を締結。

国産飼料の製造から乳牛の飼育、牛乳の製造までを一貫して行える体制を構築すべく基本協定に基づき「1000頭規模の酪農場建設」「年間1万5千t規模の国産飼料をつくるためのTMRセンターの建設」「びん牛乳工場の建設」を3者の共同経営で行う旨を決定した。

なお、建設場所は大分県中津市山国町宇曽字市場1235-1、2、6、7、1236-1、1237-1。敷地面積は6千967.09㎡(2千107.55坪)。工事期間は11月1日から来年11月末までの12か月を予定。設計監理と施工は中設エンジ(本社・名古屋市西区、今井重利社長)が行う。

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