小売CVSファミリーマート、麻布台ヒ...
カナエ モノマテリアルパッケージ

ファミリーマート、麻布台ヒルズにSDGsコンセプトの新店舗 マイボトル給水サービスや量り売りコーナー初導入

ファミリーマートは11月24日、麻布台ヒルズの中核となる森JPタワー(東京都港区)にSDGsをコンセプトに掲げた新店舗「ファミマ‼麻布台ヒルズ店」をオープンし、マイボトル給水サービスや量り売りコーナーを初導入するなどしてSDGsの実証試験を行う。

給水サービスは、コカ・コーラ社が展開するウォーターブランド「ボナクア」のウォーターサーバーで実施。冷水・弱炭酸水・強炭酸水の3種類が無料で給水できる。容器のリユース(再利用)やリフィル(詰め替え)を促進することで資源循環型社会に貢献していく。

冷水はマイボトル全般で給水可能。炭酸水は店頭で販売するタイガー魔法瓶の炭酸対応ボトルのみで給水できる。

「ボナクア」のウォーターサーバーによる給水サービス
「ボナクア」のウォーターサーバーによる給水サービス

カウンターコーヒー「COFFEE BAR」でもリユースやリフィルを促進。
マイボトルやタンブラーを持参してファミリーマート公式アプリ「ファミペイ」を提示すると1杯につき「ファミペイ」ボーナスが得られ20円相当が還元される。

量り売りでは、“好きなものを好きなだけ購入する”ことを促進することでフードロスやプラスチック包装の削減につなげる。
小腹が空いたときやおつまみに好適なナッツ・チョコレート・グミなど常時12種類ほど取り揃える。

寺岡精工の協力により、セルフサービススケールとモーションセンサーを用いたセルフ量り売りソリューションを導入した。

サスティナビリティコーナでは、家庭にある食べきれない食品と食支援を求める人との橋渡し役を担う「ファミマフードドライブ」を実施し、その取り組み内容を回収ボックスとともに設置したデジタルサイネージで紹介する。

量り売りのコーナー
量り売りのコーナー

内装には以下の通りに再生素材を多用。

――看板周りのファサード(外観)に大手デニム工場から排出される端材デニム生地をアップサイクルした左官素材を使用。
――什器に小さな木くずを集め接着加工しやエコ素材ボードを使用。
――レジバッグ壁面に火山由来のシラス、古紙バルブやセメント素材を合わせた調湿内素材を使用。
――レジカウンターに100%繊維系廃材を加熱・加圧成形して開発したリサイクルボードを使用。

品揃えは環境や健康を意識した商品やプレミアム商品を多く取り揃える。ファミマブランドは約190品をラインアップする。

フェストストラップや「リス園あーとぽーち」など、環境・人に配慮し持続可能な方法で作られているものや、人の生活や環境の持続可能性を高めるような商品を並べたコーナーも設置している。

「ファミマフードドライブ」
「ファミマフードドライブ」
「COFFEE BAR」でもリユースやリフィルを促進
「COFFEE BAR」でもリユースやリフィルを促進

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。