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AI活用でトマトの営農支援 カゴメと日本電気

カゴメと日本電気が設立したAIを活用して加工用トマトの営農支援を行う合弁会社DXAS Agricultural Technology LDA(DXAS)は、NECの農業ICTプラットフォーム「CropScope」の少量多頻度灌漑に対応したAI営農アドバイスと自動灌漑制御機能を組み合わせたサービスを、北イタリアとポルトガルのトマト圃場に導入した。

AIを活用した営農アドバイスサービスおよび圃場可視化サービスを活用することで、農家(トマト生産者)および営農指導者、トマト加工会社にとって互いに利点がある。例えばAIを活用した営農アドバイスサービスの活用により、農家にとっては熟練者のノウハウを習得したAIにより、生産者の習熟レベルによらず収益性の高い営農を実現できる。また、効率的な自動灌漑により、環境に配慮した営農が行える。一方、圃場可視化サービスを活用することで、農家にとって広大な圃場の状況を「見える化」でき、異常を視覚的に感知しやすくなり、栽培リスクを低減できる利点がある。

初導入し、実証試験した北イタリアでは、導入していない区画と比較して少ない灌漑量で収量が増加。ポルトガルの大規模トマト圃場では高い収量を得ることができたという。今後3社は再現性の確認を行いながら導入地域を拡大し、世界各地で問題となっている営農現場における水不足に対応することで、より環境に優しく収益性の高い営農を促進し、持続可能な農業への貢献を目指す。

カゴメとNECは今後、この知見を「CropScope」の機械学習に取り込み、DXASも加えた3社で実証試験を行い、AI営農アドバイスの精度を向上させることでソリューションを強化する。

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