ヤグチは11月15日、東京流通センター(TRC)第一展示場で「2023ヤグチ秋季見本市」を開催する。業務用食品・資材メーカー212社(常温128社、冷食63社、酒類・ノンフード・特販・米21社)、うち新規メーカー11社(常温6社、冷食3社、酒類2社)が出展する。午前10時~午後4時半まで(最終受付午後4時)、入場無料(初めて来場する人は事前登録が必要)。
「第111回豊かな実りあるマルヤ会~豊かな品揃えと専門力~」をメーンテーマに、今回の秋季見本市では、サブテーマとして「スキル不要な簡単オペレーション!手間なく楽しいを演出する『わざわざグルメ』」にスポットを当てた。
外食市場がコロナ禍からの回復が進む一方で、人手不足が深刻化している現状をふまえ、スキル不要で簡単オペレーションかつ、来店客が楽しめるメニューとして、料理の最後の仕上げを自分でカスタムできる「わざわざグルメ」を提案する。
会場中央の特設コーナーでは、「ジェラートPotato」(ケンコーマヨネーズ)、「黒毛和牛の手巻き風キムパ」(味の素)、「自分でしぼるポテサラモンブラン」「好きを巻こう!セルフタコス」(キユーピー)など、メーカー8社が考案した「わざわざグルメ」メニューを試食提供する。
新企画では、外食ユーザーや卸店の課題解決をサポートするDX関連事業者を集めた「DXコーナー」や、オリジナル商品の開発など小ロット対応可能なメーカーを紹介する「OEMコーナー」を開設。消費者の利便性や健康に配慮し、SDGs達成に貢献できる商品を提案する「SDGsコーナー」も注目だ。
そのほか来場者による投票でグランプリを決定するテーマメニューグランプリや新商品コーナーなど企画が盛りだくさん。ヤグチのオリジナルブランド商品を紹介する「VPS」コーナーでは新パッケージに刷新した新商品8品を初披露する。