ヤマダイは、ノンフライカップ麺「凄麺 冬の塩らーめん」(11月6日発売)に「湯切り機能」を初搭載、ひと手間でより熱々のスープが楽しめるようにした。
湯切り機能はカップ焼そばで一般的だが、汁ありのカップラーメンで採用されるのは珍しい。同社広報室によると「厳密に業界初なのかは分からないが、当社では初めて」という。
「凄麺 冬の塩らーめん」は冬限定で今回が18作目となる人気企画。「寒い冬に食べたい、心も体も温まる美味しい塩らーめん」をコンセプトとしている。23年冬は、「より熱々のラーメンを味わっていただきたい」との想いから、新たに湯切り機能を採用した。まずは4分湯戻しをした後、湯切り口からお湯を捨て、再度熱々のお湯をカップに注ぐのがおすすめ。なお、通常の作り方では湯戻し5分で食べられる。同社の実測値によると、食べ始めのスープ温度は通常の作り方が「71・9℃」なのに対し、湯切りして再度お湯を注いだ場合は「78・8℃」と熱々なおいしさを楽しめることが確認されている。
新作は濃厚な塩味スープが特長。たっぷりの背脂で保温性が高いこともポイント。ゆで伸びしにくいノンフライ太麺とも相性が良い。具材で旬の白菜を大切りカットで入れた。別添小袋の特製「辛ダレ」を加えるとピリ辛なおいしさも楽しめる。120g(麺65g)、希望小売価格255円(税別)。
今後に関して「湯切り調理の製品は汁なしタイプを中心にラインアップ。ラーメンでまた採用するかは未定だが、今回の商品の反響も含めて検討していきたい」(同社)としている。