バローホールディングスは、関西エリアに出店を重ね、勢力を拡大している。10月13日に大阪府堺市で「スーパーマーケット(SM)バロー堺豊田店」を、京都市では同グループの中部フーズが展開する惣菜専門店の「デリカキッチンイオンモール京都五条店」をそれぞれオープン。「SMバロー」は大阪府内で4店舗目、大阪泉州エリアでは初出店、「デリカキッチン」は関西圏で初の出店となる。
同社では9月30日現在、大阪府でSMバロー3店舗を含む15店舗のSM業態、ドラッグストア業態4店舗、スポーツクラブほか14店舗、ペットショップ5店舗を展開。
今期は、4月に滋賀県で「SMバロー近江八幡店」、7月に「SMバロー草津下物店」をそれぞれ出店した。ドラッグストア業態では3月「V・ドラッグ向日町店」を京都府向日市に、スポーツクラブ業態では5月、「アクトスウィルジーイトーヨーカドー津久野」を大阪堺市にオープンしている。
新店の「SMバロー堺豊田店」は『価値ある商品をよりお値打ちに』をコンセプトに、EDLPを採用した。
「デリカキッチンイオンモール京都五条店」では、イオンモール京都五条店1階の食品専門エリア「Kyo-Deli」内に出店。愛知県で16店舗を展開する人気惣菜専門店で、定番の弁当や総菜を中心に、『味噌串カツ』や、中部フーズが展開するおにぎり専門店「にぎりたて」の『天むす』など名古屋めしも提供する。
バローホールディングスでは、成長戦略の一つとして「関西強化」を打ち出しており、今後大阪府に「八尾店」の出店を予定するなど出店を加速している。