セブン‐イレブン冷凍食品「EASE UP」強化 アルミ鍋に挑戦 陳列拡大へ什器開発にも取り組む

セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)は、成長する冷凍食品の差別化施策として、オリジナル冷凍食品「EASE UP」を強化している。

この秋冬から来年にかけて、アルミ鍋商品に初挑戦するほか、什器の開発にも取り組み露出強化を図っていく。

「EASE UP」は、イトーヨーカ堂(IY)が18年からイトーヨーカドー各店で販売しているオリジナル冷凍食品。SEJ・IY・パートナーシップ(通称SIP)により、テスト販売を経て22年からSEJでも販売し、本格的な食事を一人用サイズで調理の手間なく手軽に楽しめる様々なレンジアップ商品を取り揃えている。

10月には初のアルミ鍋商品「お鍋でグツグツ肉うどん」(税別458円)の発売を予定。

アルミ鍋への挑戦について、9月20日発表した青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長兼商品本部長は「ガスの直火やIHクッキングヒーターで出来立てを味わっていただきたい。ここについては、デイリーメーカー様(フジフーズ・武蔵野)が長年培われてきた中食の技術が十分に活かせると考えている」と語る。

なお現在までの販売実績は計画並みを維持し、季節で大きく左右されることなく横ばいで推移している。