ニップンは10月2日、愛知県知多市に建設予定の製粉工場の用地で地鎮祭を挙行した。宮島壽男知多市長をはじめ工事関係者ら30人以上が参列し、工事の無事と安全を祈願した。
新工場は大型穀物船が接岸できる知多埠頭に隣接し、原料小麦サイロに直結できることから、調達コストの削減につながる。最新の自動化技術やDXの活用によるスマートファクトリー化を推進するとともに、自然災害に強く、省エネ・環境対応を含めたSDGsに配慮した最先端の製粉工場を目指す。
新工場の生産能力は2ラインで日産600t。総工費は約220億円、26年2月の稼働を予定している。