砂糖による甘さを追求した新スティックコーヒー 「匠のカフェオレ」が登場 片岡物産

片岡物産は、新ブランド「匠のカフェオレ」を立ち上げ、コーヒーとミルクへのこだわりに加えて、砂糖のみによる甘さを追求した新スティックコーヒーを発売する。

競合商品がひしめく中、スティックコーヒーを含むスティックミックス市場にある“自然な甘さ”を求める消費者ニーズに勝算を見込む。

「匠のカフェオレ」は、多様化する甘さの選択肢の1つとして、砂糖以外の甘味料を不使用で設計されている。

「濃厚ミルク」(6本入り)と「芳醇ビター」(6本入り)の2品のスティックカフェオレをラインアップし、「濃厚ミルク」には、砂糖の一部にきび糖を使用。きび糖は、奄美産さとうきびを100%使用してつくられ、コク深さを特長としている。

一方、「芳醇ビター」には豊かな焙煎香の焦がし砂糖を使用。焦がし砂糖は「砂糖を加熱してカラメルライズした豊かな焙煎香が感じられるように仕立てられている」(片岡物産)という。

コーヒーとミルクにもこだわり、ミルクには2品とも北海道産生乳のみでつくられた北海道産全粉乳を使用している。

コーヒーは、「濃厚ミルク」ではミルクとの相性がよいとされるフルシティロースト焙煎のコーヒーをブレンド、「芳醇ビター」では香ばしさ際立つイタリアンロースト焙煎のコーヒーをブレンドしている。

2品ともコーヒー・ミルク・砂糖を絶妙なバランスで調和させた。

「味わいについてはかなり自信を持ってお届けできる。営業からは、流通様に商談したところご好評をいただいていると聞く。消費者調査を行ったところ、『濃厚ミルク』の味わいの受容度は85.7%に達した」と語る。

推奨湯量は180mlでマグカップでの飲用にも好適。

「実は湯量を計量せずにスティックコーヒーを飲用している人は多く、気が付かずにかなり薄い状態で飲まれている方もいる。『匠のカフェオレ』はマグカップにも対応しており、湯量を意識しなくてもおいしく飲むことができる」と述べる。

そのほかの特徴として、2品とも水溶性のためアイス飲用にも適している。

パッケージデザインは好評発売中の「匠のドリップコーヒー」と統一感を持たせ、クラフト感を打ち出している。

「カタカナや英語表示の商品が多い中で、“匠”の文字や人物のイラストで高い目立ち度評価をいただいている」と胸を張る。