7.1 C
Tokyo
9.3 C
Osaka
2025 / 12 / 20 土曜日
ログイン
English
飲料系酒類国分グループ本社「地酒蔵元会」展示商談会 4年ぶりの開催、新たな提案も

国分グループ本社「地酒蔵元会」展示商談会 4年ぶりの開催、新たな提案も

国分グループ本社は9月26日、東京・日本橋プラザにおいて首都圏エリア「地酒蔵元会 展示・唎酒・商談会」を開催した。

「地酒蔵元会 展示商談会」の開催は4年ぶり。アフターコロナの市場を踏まえ、新たな地酒マーケットの創造と市場の活性化、質の向上を目指し、各蔵元がこだわりのお酒を紹介した。

会場内では、地酒蔵元会ならではの特別な企画を用意。秋冬・年末商戦に向けて活発な商談を繰り広げた。第一部では取引先・バイヤーなど約400人、第二部「秋の唎酒会」にはROJI日本橋オンラインでチケットを購入した一般消費者200人が来場した。

当日は地酒蔵元会の蔵元約50社および酒器メーカーが出展。企画コーナーでは、江崎グリコ(チーザ チェダーチーズ)、六甲バター(包みカマンベール風味)が出展し、味覚センサーを活用した「チーズと日本酒のマリアージュ」を提案した。

秋冬の販促企画では、秋の味覚「焼き芋」×日本酒(10月)、鍋×日本酒(11月)、おでん×コップ酒(12月)を中心に、それぞれの企画に合う地酒を提案した。また、会場内には参加蔵元の法被を着て写真撮影できるフォトスポットを用意。SNSを通じて、日本酒をより身近に感じてもらえる新たな取り組みにもチャレンジした。

東野聡執行役員マーケティング・商品統括部酒類部長は「日本酒市場はコロナで業務筋が落ち込み、昨年来の値上げ、今夏の猛暑と厳しい戦いを強いられているが、量から質の転換を図り、市場の活性化につなげていきたい」と意気込みを語った。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。