13.1 C
Tokyo
13 C
Osaka
2025 / 11 / 01 土曜日
English
小売CVS「2024年問題」時間外労働の上限規制で収入が減る恐れ ドライバー満足度につながる賃金体制に踏み込むセブン‐イレブン
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

「2024年問題」時間外労働の上限規制で収入が減る恐れ ドライバー満足度につながる賃金体制に踏み込むセブン‐イレブン

 セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)は、トラックドライバー時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」と呼ばれる物流課題について、持続可能な物流に向けてドライバーの賃金体制に踏み込む。

 同社は、エスアイシステム・ベストランス・髙山・伊藤忠食品など共配センター運営会社28社が加盟する日本ロジスティクス協同組合(JLC)から、多岐にわたる物流課題を1つずつ聞き出し加盟店に向けて物流指針として発信している。

 SEJの青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長兼商品本部長は、9月20日、2023年度秋冬商品政策説明会で、多岐にわたる物流課題の1つにドライバーの賃金体制を挙げる。

 その上で「残業削減になった場合、収入が減るのではないか。ここが一番大きな問題というご指摘も多分あろうかと思う。どのような賃金体制にしていくのが一番ドライバーさんの満足度につながるのか。こういったことを目指して、当社として何をするかというようなことも打ち合わせをして既に実行に移している」と語った。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点