14.8 C
Tokyo
13.4 C
Osaka
2025 / 11 / 18 火曜日
English
トップニューステーブルマーク「BEYOND FREE」事業強化 新商品・イベントなどで訴求
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

テーブルマーク「BEYOND FREE」事業強化 新商品・イベントなどで訴求

テーブルマークは、おいしさで選ぶフリー食「BEYOND FREE(ビヨンドフリー)」の事業を強化している。9月1日、戦略本部内に専担組織「BEYOND FREE推進室」が発足。新商品の投入やイベントなどへの参加で生活者との接点づくりを加速させる。

「BEYOND FREE」は冷凍食品で展開。新たに定めたパーパス「食事をうれしく、食卓を楽しく。」を具現化する一環で、「アレルゲン不使用(=Allergy Friendly)」「動物性原材料不使用(=Plant Based)」「糖質・塩分カット(=Care Free)」などで食に対する多様な価値観に対応しながら、本格的なおいしさにもこだわったブランドだ。今年1月からオンラインショップ「食+(ショクタス)」で卵・乳不使用のロールケーキ、大豆ミート使用のライスバーガー、糖質30%オフのうどんなどを販売している。

9月1~3日、SDGsに根差した暮らしのヒントが見つかる体験型イベント「GOOD LIFEフェア」(会場:東京ビッグサイト)に「BEYOND FREE」の商品を紹介するブースを出展した。

試食では「玄米ブレッド プレーン」や「ライスバーガー 大豆ミート 焼肉味」などの既存品に加え、新商品「豆乳クリーム ロールケーキ アールグレイ」(8月29日発売)などを提供。多くの来場者で行列ができる人気ぶりだった。

本紙の取材に担当者は「試食した方々から『おいしい』とのご評価をいただけた。直接お声を聞かせていただくことで、今後の開発に生かしていければ」など手応えを語った。

9月に専担組織「BEYOND FREE推進室」が発足。同社は「事業展開に厚みを持たせ、さらに加速させるため」と狙いを話し、「今後も時期にとらわれず順次新商品を投入していく予定。お客様のリアルな声を重視し、顧客起点による商品やサービスのブラッシュアップを図っていく」。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点