名古屋名物「あんかけスパゲッティ」の元祖であるスパゲッティヨコイは、ホテイフーズコーポレーションと共同開発した「ヨコイのあんかけスパゲッティ」の缶詰を9月11日から新発売している。
スパゲッティハウスヨコイは、1963年に名古屋の中心部、栄エリアに「住吉本店」をオープン。今年で60周年を迎える。その記念事業の一環で、ホテイフーズとタッグを組み、日本では非常に珍しい小麦粉麺を使った本格的なパスタの缶詰を共同開発した。
麺類の缶詰といえば、熱殺菌に強く伸びることがない蒟蒻麺が一般的で、小麦粉麺は麺の伸びと食感の劣化がネックとなっていた。小麦粉麺の缶詰はハードルが高いが、今回の「あんかけスパゲッティ缶詰」は、敢えてあんかけソースをスープ状にせず麺と絡めることなどにより、「麺ののび」の問題をクリアした。
さらにホテイフーズが持つ「缶詰において麺のデンプンのβ化を防ぐ技術」を駆使することで食感の劣化を抑え、味や食感に徹底的にこだわった「ヨコイのあんかけスパゲッティ」の缶詰が完成した。
賞味期限は製造から3年間で、インパクトと話題性のあるお土産のほか、備蓄食としても活用できる。全国の小売店やコンビニエンスストア、ECサイトなどで発売予定。内容量105g、参考小売価格は550円(税別)。販売者はスパゲッティヨコイ。