食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカーによる「プロジェクトA」(オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品)は、7月に今年度最初のオンライン出前授業を行った。岡山県玉野市立荘内小学校の5年生、123人を対象に実施。
今回は永谷園が担当し工場における生産の工夫やパッケージの見方などを学んだ。児童からは「食べ物を人にあげる時は、必ず表示を確認するようにしたい」「発症の原因になる食品がたくさんあるのを知った」といった声が寄せられた。
同プロジェクトは小学校向け副読本の無料配布に加え、こうしたオンライン出前授業を行っており、21年度は4校、22年度は5校で実施、延べ600人の児童が参加した。
今年度も副読本と出前授業の申し込みを受け付けている。