にんべん 「だしアンバサダー」と共創の鍋つゆ かつお節を「あとのせ」

にんべんは「あとのせ鰹節が香る鍋つゆ」3品を9月1日から全国で新発売する。鰹節専門店のにんべんが提案するうま味を合わせた香る鍋つゆで、仕上げに本枯鰹節削りを「あとのせ」することで、ふわっと立ち上る香りがおいしさの決め手。「にんべんだしアンバサダー」の声をもとに開発した鍋つゆを展開する。

同社は2022年7月、だしアンバサダーとの共創プロジェクトとして共創鍋つゆの開発を開始した。アイデア募集、フレーバー投票、試食会、パッケージ投票を経て商品を開発。商品の仕様決定後も官能検査アンケートや〆(しめ)アイデアの募集を実施し、今後も販促企画を予定するなど、だしアンバサダーが開発から販促企画までの様々な段階で参加していることがポイントだ。

鍋つゆ(調味液)と本枯鰹節削り(かつおかれぶし削り)のセットで、ラインアップはかつおだしとあさりの旨みを掛け合わせ、ホタテの旨みも加えた醤油ベースの「あさりの旨み」、かつおだしとホタテ、サバ、いわし、あごなどの魚介の旨みを掛け合わせた塩ベースの「魚介の旨み」、かつおだしとトマトの旨みを掛け合わせたトマトベースの「トマトの旨み」。2人前×2回分、税別希望小売価格300円で提案する。

SNS施策としてSNS配信用の広告動画を制作。若年層をターゲットに鍋の新しい食べ方を紹介する。アンバサダー連動施策としてお披露目会、商品モニター企画、インスタグラム投稿キャンペーンも実施する予定。店頭施策にも随時取り組んでいく。また、かつお節を鍋にかける提案を通して、かつお節の使用促進にもつなげる考えだ。