伊藤忠食品 大阪で夏季展示会 「新しい日常」をテーマに

伊藤忠食品は7月27、28の両日、インテックス大阪(大阪市)で「夏季展示会 FOOD WAVE2023 OSAKA」を開催。528社が出展し、約7千人を招待した。

今回は「新しい日常へ~生活が変わるらしいよ」をテーマに掲げ、商品発掘(出展212社)、地域産品支援(同157社)、商品開発(同48社)、ライフスタイル(同111社)などの企画ゾーンを中心に展開。

商品開発ゾーンでは地域の食材を活用した惣菜を提案。瀬戸内塩レモンや高知生姜の唐揚げ、白エビやチャンピオンカレーといった北陸の食材を利用したコロッケなどを紹介した。

また、ショッピングサイト「北のデリシャス」と「凍眠市場」のコラボ企画として、人気商品の焼き芋を冷凍で提供。ウェブサイトを運営する東根農産センター(山形県)は「高温でじっくり焼いた。夏はこのままアイススイーツとしてもおいしい」とアピールしていた。

地域産品支援では全国の道の駅から集めた逸品を揃えたほか、グループのスハラ食品が餅の丸ごと入ったどら焼き、杵つきのだんごなど北海道の和菓子を試食提供。藤田裕一社長は「洋菓子のイメージが強い北海道だが、特徴ある和菓子も多い。隠れた商品を紹介し、北海道フェアの活性化につなげてもらいたい」と強調していた。

商品発掘のコーナーでは「ちょうどええやん」をテーマに、時短や簡便、小容量など日常的なシーンに適応した商品を並べた。また、百貨店の外商など富裕層をターゲットにしたラグジュアリー商品のコーナーでは、100年ねかせたバルサミコ酢、樽で購入するオーダーメイドのウイスキーなどを提案し、高い関心を集めた。

岡本均社長は展示会について「やはり、リアルの展示会が良いというお客様の声が多い。食品なので実際に食べていただくことが大事。WEBでも実施するが、その役割、違いをどう打ち出していくか考えなければならない」と話していた。

緒方学本部長(伊藤忠食品) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
緒方学本部長(伊藤忠食品)

西日本営業本部・緒方学本部長の話

コロナ禍で分厚い雲に覆われていた3年間が過ぎ、今回は「新しい日常へ」というタイトルで新たな生活へ向けた提案を行った。値上げが続き売上はカバーできているが、買上点数が伸びないことを危惧している。メーカーの工場も稼働率が下がり水道光熱費は高騰し、このままでは立ち行かなくなる。

デジタル販促による点数アップの施策を強化している。また、消費の二極化が叫ばれる中、インバウンドを含めたラグジュアリー提案に力を入れた。当社は競合に比べ百貨店との取り組みが強く、外商向けに提案した。大正センターの機能も活用しながら、伸ばしていきたい。

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