カゴメ九州支店(福岡市中央区、若月洋一支店長)は7月26日と27日の2日間、「ベジタブルソリューション2023」を同支店内で開催。今回のテーマは同社登録商標の「野彩」をキーワードにオンライン(オンラインは「テーマ別ステージ」と「業態別ステージ」で案内)とリアル2つの側面で顧客に寄り添った提案を実施。加工用ルートと外食ユーザーを主軸に、惣菜や給食ユーザーなど(来場予定者数25組105人)を招待した。
なお、今回初の試みとして7月3日から8月31日までオンライン参加した招待者に向けて興味のある商品のサンプル受注をする取り組みを併せて行っている。
会場では
①トマト素材と野菜素材コーナー
②旨みコクアップの「野菜だし」
③コスト低減につながる「トマトソース」
④バリューアップ提案コーナー
⑤「加工用」、「外食」、「給食・ベーカリー」の業態別コーナー
⑥響灘菜園から「生鮮トマト」コーナー
⑦ベジチェック・VR(野菜生活ファームやトマトジュース工場見学)体験コーナー
など各テーマに沿った展示ブースを設置。お勧め商品などを使ったメニューを来場者に提案し盛況を博していた。
昨年度のカゴメ九州支店の業務用商品における年間売上実績は前年比109.5%の17億7千900万円、同じく1-6月の同上期の売上実績は118.9%の9億5千800万円(7月は7月26日時点で119.7%)と好調をキープしている。新型コロナウイルスが5類に移行したことによるインバウンド需要の増加や価格改定の効果に加えて、原料高や人手不足を背景としたトマトソース提案(コスト低減)、自然解凍野菜提案(簡便調理、時短)、野菜だし提案(旨み、コクアップ)などによって売上が拡大している。