8 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 12 / 18 木曜日
ログイン
English
加工食品砂糖神明 上野砂糖を完全子会社化 加工黒糖など業務用を支援

神明 上野砂糖を完全子会社化 加工黒糖など業務用を支援

コメ卸トップの神明は6月8日、黒糖・加工黒糖など砂糖製品の製造販売を行う上野砂糖(本社・大阪府大阪市)の株式を全株取得し、100%子会社化したと発表した。

同日付で神明の谷添高視氏が新社長に就任。前社長の上野誠一郎氏は代表権のない取締役会長に就任した。

上野砂糖は、創業110年の歴史を持つ含蜜糖メーカー。加工黒糖の「焚黒糖」や微粉、純糖の粉糖などを製造販売する。消費者や業務用ユーザーなどから評価の高い付加価値製品の開発に強みがある。神明は米穀事業を主力とする一方、神明ホールディングスグループ内では無菌包装米飯や炊飯米など加工食品の製造販売、国内外での外食事業の展開など多様な食関連ビジネスを展開している。

今回の株式譲受により、神明は「当社におけるトータルサプライチェーンを生かしたシナジーを利用して、製菓・製パンメーカーなど実需者への原材料の供給体制を支援する」とコメントしている。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。