「マルエツ川口樹モールプラザ店」 複合施設1階にオープン 本間社長「PC使い切る」

マルエツは5月24日、「マルエツ川口樹(じゅ)モールプラザ店」を開店した。同日グランドオープンした複合施設1階への出店。近隣には「川口キュポラ店」「西川口東口店」「元郷店」があり、埼玉県内55店舗目、総店舗数は関東1都6県合計で306店舗となった。当日の記者会見で本間正治社長は「プロセスセンター(PC)を使い切ることがグループ全体の収益構造を強固にする」とし、豚肉や鶏肉はPCを活用すると話した。

「川口樹モールプラザ店」の半径500m商圏は人口2万2千255人、1万1千892世帯、世帯伸長率は102.6%。川口市全体と比較すると、単身世帯・2人世帯の比率が高く、3人以上世帯は低い地域。年齢別人口構成比は、25~64歳が高く、24歳以下・65歳以上は低い。

本間正治社長(マルエツ) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
本間正治社長(マルエツ)

売場面積は315坪で、年間売上目標は19.1億円とした。売上構成比は、ミート12.5%、プロデュース17.3%、惣菜13.7%、フィッシュ10.2%、ベーカリー2.0%、日配20.2%、一般食品17.2%、酒・タバコ5.6%、生活用品1.3%。

総SKUは8千200。内訳はミート340、プロデュース370、フィッシュ240、惣菜340、ベーカリー60、日配1千500、一般食品(酒・タバコ含む)4千700、生活用品660。PBは「eatime」169SKU、「マルエツ365」421SKU。トップバリュも扱うが「やみくもに構成比を上げることはしない」と本間社長は話す。

生鮮は「高鮮度」に注力。青果では、契約農家で育てた生で食べられる「サラダかぶ」とじっくり育てたトマトの2つを、収穫から24時間以内に店頭に並べる。埼玉県産野菜を販売する「農家さんの直売所」コーナーも設置した。

鮮魚では、まぐろやサーモンの品揃えを強化し、アジやエビ、ホタテなど新鮮な素材を使った手仕込み「チルドフライ」で鮮度を打ち出している。

精肉では、鶏肉や豚肉はPCの活用を基本とするほか、地域№1の焼肉コーナーを目指す。自社オリジナルの「優夢牛」やサフォーククロスラム肉も取り揃え、馬刺しや焼き鳥など冷凍肉も強化した。

惣菜は「できたて」に力を入れる。店内で生地を伸ばして専用窯で焼き上げる「窯焼ピッツァ」のほか、「手焼き玉子焼き」など鉄板焼メニューも展開。青果の焼き芋を使用したメニューや、北海道産原料にこだわったメニューも品揃えした。

ベーカリーでは、食感に特徴のある「パン・デ・ロデヴ」に加え、季節のフルーツを使用したタルトも販売。川島屋の草加せんや小山本家酒造の金紋世界鷹などの地元埼玉の商品も販売する。

ウェルネス(健康)増進のためアレルギー対応商品をまとめたコーナーを設け、商品ごとにPOPを使って分かりやすく表示する。

サステナブルの実現に貢献する商品としては、U.S.M.Hのプライベートブランド「グリーングロワーズ」の商品を取り扱う。自社工場で科学的に生育を制御した洗わずに食べられるレタスや「ビヨンド・ビーフ」を販売する。

スマートフォン決済サービス「Scan&Go」の導入フルセルフレジ8台、セミセルフレジ3台、通常レジ1台とし、レジ待ち時間を解消。買い物ストレスの軽減に努める。6月からはウーバーイーツにも対応。Ignicaサイネージも設置し、商品情報などの提供も行う。

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