サッポロビールは10月1日から、ビール類をはじめ酒類の生産者価格を改定する。5月31日に発表した。これによりビール大手4社の価格改定方針が出揃った。
10月からの酒税率改正にともない、減税となるビールでは「サッポロ生ビール黒ラベル」「ヱビスビール」などの価格を引き下げ。
また増税となるカテゴリーでは、「サッポロ GOLD STAR」「同 麦とホップ」などの新ジャンル、「グランポレール」「M.シャプティエ」をはじめとしたワイン(一部除く)の価格を引き上げる。
また諸コストの増加にともない、ビール類や酒類テイスト飲料、その他樽詰酒類などの業務用製品や、輸入ワイン、焼酎などの一部を値上げする。このうち酒税率改正の対象にもなる一部商品では、双方の改定を価格に反映させる。