12.7 C
Tokyo
15.5 C
Osaka
2026 / 01 / 18 日曜日
ログイン
English
流通・飲食小売ツルハがドラッグイレブンを完全子会社化 九州DgS市場激戦続く

ツルハがドラッグイレブンを完全子会社化 九州DgS市場激戦続く

ツルハホールディングス(札幌市)は4月28日、連結子会社のドラッグイレブン(福岡県)を完全子会社にすると発表した。

ツルハは2020年5月にJR九州からJR九州ドラッグイレブン(現・ドラッグイレブン)の株式の51%を取得し連結子会社化を実現。九州全域でDgSと調剤薬局を200店舗以上展開するドラッグイレブンを傘下に加えることで、手薄となっていた九州市場への本格進出を果たした。

一方のJR九州ドラッグイレブンは49%の株式を保有する形をとり、ドラッグイレブンの屋号を継続していたが、親会社JR九州からの出向という形で在籍していた社長が昨年退任し、後任をツルハが送り込んでいた。ツルハは連結子会社化以降、グループシナジーを創出すべく、ドラッグイレブン店舗のS&B(スクラップ&ビルド)や改装、スケールメリットを生かした共同仕入れやシステムの共有、出店コスト低減などを推し進めてきた。今回の完全子会社化を機にドラッグイレブンをツルハグループにおける九州・沖縄エリアの中核会社と位置付け、さらなる経営基盤の確立と企業価値の向上を目指していく意向だ。

近年九州エリアにおけるDgS業界は今回のツルハのケースでみられる大手主導による再編の流れに加えて、各社の出店攻勢で年々激戦の様相を呈している。九州最大手のコスモス薬品を筆頭に、ドラッグストアモリ(ナチュラルHD)やDSであるがサンドラッグを親会社に持つダイレックスなどの地方勢をはじめ、昨年9月に発足したイオンウエルシア九州がイオン九州の生鮮販売のノウハウとウエルシアの調剤薬局機能を持ち寄り、先月ワンストップ型の九州1号店をオープン。2030年までに200店舗の出店を目指している。

全国チェーン勢ではココカラファイン、サンドラッグ、マツモトキヨシなどが同市場を席巻しオーバーストア化している。九州を主戦場とするDgS各社が今後どのような生き残り策を追求していくかが注目される。

完全子会社化へ、5月末に親会社のJR九州からドラッグイレブンの保有株全株(発行済株式の49%)を譲受する。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。