名古屋鉄道グループの名鉄生活創研(名古屋市)は3月24日から、駅前の賑わい創出に向けた新たな取り組み「ナナちゃんストリートワゴンショップ」の展開をスタートした。ナナちゃんストリートは、名鉄バスターミナルビル1階に面した駅前通り。ここに軽飲食と物販のワゴンを出店し、行きかう人々の交流や一息つける空間を提供していく。
第1弾として軽飲食ワゴンでは市内の人気カレー店「八O吉」の野菜餃子、物販ワゴンでは中国茶や水出しボトルなどを販売。5月8日までの期間、週3日程度のスケジュールで出店していくという。5月以降も継続して出店者を募る。
一方、同日には、ワゴン出店スペースの正面に位置する「名鉄商店」で新アイテム20品を一挙に発売した。
「名鉄商店」は、沿線地域の魅力・価値向上と地域還元・地域貢献を主眼に、名鉄生活創研が愛知県・岐阜県の事業者と協業して開発したオリジナル商品を揃えた「新・名古屋土産」の店。
昨年12月のオープン以来、数品単位での改廃は行ってきたが、20品に及ぶ新商品発売は初めて。
今回は、名古屋市内を中心に多店舗展開するベーカリー「つばめぱん」の手掛ける「つばめラスク」や、地元愛知県・篠島産ブランド牡蠣「朋輩牡蠣」を使ったレトルトカレー、名古屋伏見のグルテンフリー菓子専門店の焼き菓子セットなどが登場。プチギフトや観光客の土産需要などに応える。