カゴメ九州支店が食育体験イベント 畑や土への関心高める

カゴメ九州支店(若月洋一支店長)は22~26日、「イオンモール福岡 イーストコート」(福岡県糟屋郡粕屋町)で食育体験イベント「不思議の畑とトマトの樹」を開催した。昨年スタートし九州エリアで初となる同イベントは植育(しょくいく)から始まる食育を広める取り組みとして、今回福岡を皮切りに大阪、千葉、埼玉、愛知でも同様に開催される。

イベント会場のイオンモールには高さ2・3mを超える巨大な「トマトの樹」が出現。また同社が独自開発し、カゴメ家庭園芸品種の中で一番人気の「こあまちゃん」の「トマトの樹」を設置している。

「不思議の畑のアリス」上映会 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「不思議の畑のアリス」上映会
さらに会場内の隠れたマーカーをスマートフォンで読み取るとAR空間に野菜が育つ畑の世界が登場する「AR不思議の畑の冒険ラリー」や絵本の読み聞かせをする「不思議の畑のアリス」上映会、トマトやトマト栽培のクイズを通じて楽しみながら学べる「クイズで学ぼう!トマトのヒミツ」を実施。なお、25日と26日には事前申込をすると約1千個以上の実がなる「トマトの樹」からトマトを収穫できる「トマトの無料収穫体験」(各日40組限定)に参加できる。

イベント期間中はカゴメの社員が来場者に声をかけながらイベント詳細の説明を行っているほか、売場ではイベントとの相乗効果を図るべく、「ベジチェック」を設置し、カゴメ製品をはじめトマトやトマトの苗木、トマトで作った土などを販売している。

「野菜や野菜を育む畑や土に関心を持っていただけるようそのお手伝いをさせていただいている。当社の掲げる健康寿命の延伸に貢献すべく、引き続き野菜摂取の必要性を啓蒙しながら消費者需要に沿った商品企画や提案などを推し進めていきたい」(カゴメ九州支店)としている。