14.2 C
Tokyo
13.4 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
飲料系酒類クラフトビール「若者に贈るエール」 地元ブルワリーと大学生が協同開発 東海地区イオンで限定販売
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

クラフトビール「若者に贈るエール」 地元ブルワリーと大学生が協同開発 東海地区イオンで限定販売

イオンリテール東海カンパニーは24日から、地元名古屋市のブルワリー・ワイマーケットと中京大学の学生が協同開発したクラフトビール「若者に贈るエール」をイオン・イオンスタイル38店舗で限定販売している。

中京大学4年生の杉田一将さん、尾関太朗さんが卒業論文のためワイマーケットを取材する中で「若者のビール離れはもったいない」と若年層をターゲットにした新商品開発を提案した。大学内などでの試飲やアンケートを行い「苦味より、すっきりとした後味」に着目。ワイマーケットではこれを受けて、苦味が少なく酵母が楽しめるベルジャンウィットで仕込んだビールで、ほのかに桃のような香りが楽しめるニュージーランドの新種ホップ「ネクタロン」を使用したやわらかな口当たりで飲みやすさが特徴のクラフトビールを開発した。名前は200に上る候補の中から、若者を応援する意味も込めて「若者に贈るエール」を選んだ。

ワイマーケットの山本康弘社長は「若い世代のビール離れは感じていたが、ただ苦味を抑えたフルーツビールではビールを好きになってもらえない。ビールの苦味を残しながらかすかに桃のような香りがするホップを使用することでビールを好きになるきっかけになる」と話している。

またイオンリテールでは「クラフトビールが盛り上がりをみせていることを受けて、売場の拡大を進めていく」としている。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点