家庭でももっと気軽に、お店の生ビールの味が楽しめるようになりそうだ。キリンビールの会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」に、「夢の1ヶ月お試しプラン」が23日から登場した。
キリンビールが21年3月から展開する同サービス。「一番搾り」「スプリングバレー」などペットボトルに入ったビールが自宅に毎月届き、専用のサーバーで注ぐことで本格的な生ビールが体験できる。昨年にはクラフトブルワリー2社が新たに参画したことで楽しめる味わいの幅も広がり、会員のサービス満足度は91・3%に向上した。
今回の新プランでは、基本料金(3千190円)と解約手数料が初月は0円に。月4ℓコースの場合、ビール料金のみの5千60円から気軽に試せるようになる。
昨年に行った非会員を対象とした調査で、ホープタップに関心のある人のうち同プランに興味があると答えた人が7割に達し、需要があるとみて正式導入を決めた。
また今回から新たに木内酒造の製品が加わり、ヤッホーブルーイング、Far Yeast Brewing社とともに3社のクラフトビールも楽しめるようになった。
23日の発表会で、キリンビール執行役員マーケティング本部事業創造部長の山田雄一氏は「ホームタップはキリンビールの新たな成長エンジン。多くのパートナーと協働しながら、クラフトビール市場を創造。他社ブルワリーとともにビールの魅力化、市場活性化を推進する」と宣言した。
またCMに出演する俳優の中井貴一さん、天海祐希さん、タレントの重岡大毅さんも発表会に登場。トークセッションが行われた。