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産学官連携Foodex Japan 2023にて微生物発酵を利用したPBF製造技術を紹介 - フィンランド天然資源研究所
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

Foodex Japan 2023にて微生物発酵を利用したPBF製造技術を紹介 – フィンランド天然資源研究所

発酵技術で新たな副産物を 健康、環境対応の食品開発も

フィンランド天然資源研究所(以下、Luke)は、Foodex Japan 2023(3月7日~10日開催)に出展し、微生物発酵を利用したPBF(植物性食品)などの製造技術を提案する。

Lukeは、植物由来原料から、新たな副産物として代替タンパク質を取り出す技術を有しており、高繊維質低脂肪食品(マイクロバイオーム)を応用した食品システムの持続的イノベーションプロジェクト(SIMBA=Sustainable Innovation of Microbiome Applications in Food Systems )では、高たんぱくで風味と消化の良い副素材を活用したお粥タイプのそら豆オート麦、エンドウ豆由来のヨーグルトタイプスナック、レンズ豆由来のフレッシュチーズなどの商品化が見込まれている。

なおLukeは展示会開催期間中に農林水産省 産学官連携協議会 – 「知」の集積と応用の場の会員らとディスカッションや交流会なども予定している。詳細は以下の通り。

https://www.knowledge.maff.go.jp/blog/2023/02/20230228.html

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