12.9 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 05 水曜日
English
小売CVSローソンでアバター生産者が商品をPR グリーンローソンを拠点に実証実験開始
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

ローソンでアバター生産者が商品をPR グリーンローソンを拠点に実証実験開始

 ローソンは27日、生産者らがアバターとなり遠隔で商品をPRできる「ローソンアバターストア」の実証実験を開始した。

 拡大するECを活用して、生産者と生活者の橋渡し役を担い、生産者の販路拡大と来店客に対して来店の魅力アップを探るのが狙いと思われる。
 「本実験では生産者においては販路やブランド認知の拡大、ローソンにおいては新たな広告事業の可能性を検証する」(ローソン)という。

 実証実験では、アバター事業を手掛けるAVITA社と昨年11月に都内にオープンしたグリーンローソンを拠点に、アバターとなった生産者が来店客と双方向のコミュニケーションをとりながら商品の魅力や生産者の想いを伝える場の構築を目指す。

 来店客は店頭の展示品で商品仕様を確認し、代金の支払いは生産者が指定するECサイトで行い、商品の受け取りは宅配のみで行う。

 初回は三重県明和町が出店し、伝統工芸品の「擬革紙(ぎかくし)」と「御糸織(みいとおり)」を2月27日から3月12 日までの2週間限定で販売する。

 地方自治体や自社で企画・製造した商品を中間業者などを通さずに販売するD2C ブランド企業を対象に「ローソンアバターストア」の出店者も募集する。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点