加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品ハウス食品 多様な手作りに対応 こだわりのおいしさを提案
カナエ モノマテリアルパッケージ

ハウス食品 多様な手作りに対応 こだわりのおいしさを提案

ハウス食品は、2023年春の新製品として「完熟トマトのハヤシライスソース」シリーズの新アイテム、電子レンジで作れるカレーうどんの素と親子丼の素、「プロクオリティ」ブランドのレトルトパスタソースなどを13日から発売した。今年で60周年の節目を迎えた「バーモントカレー」ブランドの展開も強化。ルウタイプをリニューアルし、レトルトタイプを新たに投入した。同社は新製品の発売に先立ち、9日に都内で新製品説明会を開催。「多様な『手作り』でこだわりのおいしさを提案する」(ハウス食品グループ本社・仲川宜秀広報・IR部長)と強調した。

新製品説明会では、まず食を取り巻く環境変化や生活者意識の変化に言及。コロナ禍以降の長期トレンドとして、内食需要、多様なランチシーン、家庭での夕食機会、メニューのマンネリ解消ニーズや時短・簡便ニーズを挙げた。さらに直近の変化として、暮らし向き全般への不安に加え、コスパ重視の一方、新メニューへのチャレンジやおいしさの追求など、料理を楽しむ前向きな意識もあると紹介。「(これらの変化に対して)多様な『手作り』でこだわりのおいしさを提案する製品がフィットすると考えて今回の新製品をラインアップした」(同)とした。その後、開発担当者が製品の特徴などを説明した。

ルウハヤシでは「完熟トマトハヤシライスソース」の新アイテム「ボロネーゼハヤシ」を新発売した。ひき肉と玉ねぎを炒めてさっと加熱するだけで、忙しい平日でも大人がうれしいワンディッシュライスが手軽に作れる「おとなのハヤシライスソース」用ルウを提案する。シリーズ全体の訴求を強化し、新製品の紹介にも取り組む。

ルウカレーではカレーうどん専用ルウ「香るごちそう」シリーズを新たに投入し、「スパイシーカレーうどんの素」「クリーミーカレーうどんの素」の2品を新発売した。レンジで作れる「SPICY CURRY 魯珈」監修の本格的なカレーうどんを提案する。

卵売場専用製品として「ふんわり&とろり」シリーズを新たに投入し、「白だし香る親子丼の素」「焦がし醤油香る親子丼の素」の2品を新発売した。卵1個を加え、レンジで加熱することで、手作りでは出せないような食感の卵どんぶりメニューが作れる親子丼の素を提案する。

レトルト製品では「プロクオリティ」ブランドから「プロクオリティパスタソース」を新たに投入し、「濃厚ボロネーゼ」「海老の香り濃厚トマトクリーム」の2品を新発売した。濃厚なソースのおいしさとレンジ対応の利便性を掛け合わせた複数袋パスタソースを提案する。アレンジレシピの紹介にも取り組む。

「バーモントカレー」については、ルウタイプをフレッシュアップした。食塩相当量を一皿当たり0.1g減らす一方、大箱のトレイにバイオマスPEを導入。60周年ロゴを入れたデザインで提案する。具材とソースにこだわった「レトルトバーモントカレー」も投入し、「甘口」「中辛」の2品を新発売。ブランド全体のプロモーションを強化し、ブランドのイメージ醸成と需要喚起を図る。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。