明治屋のグルメ缶詰「おいしい缶詰」シリーズに、初のプラントベース商品が登場する。
23日から発売するのは「トマトときのこのベジミートバーグ」「ベジつくねの甘酢あん」の2品(各80g550円)。いずれも100%植物性の原料で作ったミートバーグやつくねを使用している。
植物性たんぱくよりも野菜を多く使用し、香ばしく焼くことで大豆特有の臭いを抑制。ソースはコクを出すため発酵調味料を積極的に使用するなど、おいしさを追求して開発した。
プラントベースフード(植物由来食品)市場は世界的に拡大が見込まれ、国内でも健康意識やエシカル志向の高まりから徐々に市場が形成されつつある。新たな選択肢を提案することで、シリーズの既存ファンのみならず新規顧客の獲得に挑戦。グルメ缶市場の活性化を図る狙いだ。