7 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2025 / 12 / 04 木曜日
ログイン
English
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

Nobody Is Right

初めてコロナに罹病した。行政から3日分の食品が届いた。レトルト、缶詰、FDスープ、パウチゼリー、カップ麺など食品の常温保存技術を駆使した品々が入っていた。あらためて加工食品のありがたさをかみしめた。

▼しつこい熱やのどの違和感と対峙しながら、一人で部屋にいると多少孤独も感じる。そんな時、中島みゆきが聴きたくなり、「時代」や「糸」など何曲かを、じっくり歌詞も味わった。その中で「Nobody Is Right」という曲の歌詞が響いた。詞の概要は、自分がすべて正しいと思うなら、周りの人は間違いとなる。そうすると、その人の一日は嫌いな人としか出会えないし、軽蔑しか抱けない人生になるとあり、歌詞には「争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く その正しさは気分がいいか 正しさの勝利が気分いいんじゃないのか」と続く。戦争を始める国にこの歌詞が届いてほしいと願う。

▼ロシア・ウクライナ戦争は各種原材料高騰に影響している。食品界は今年も値上げが続いている。いまだ値上げに応じない小売もあると聞く。

▼消費者のために価格を維持します。これは正しいことなのだろうか。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点