キリンビバレッジは13日、5月1日納品分から「ファイア」ブランドなど缶コーヒー41品とパウチ商品1品を価格改定すると発表した。
再栓可能なボトル缶を除くショート缶コーヒーの価格改定は1998年以来、25年ぶり。
近年の急激な円安と原材料をはじめとしたあらゆるコストが著しく上昇したことを受けた措置。「今後も先行き不透明で厳しい環境は続くと想定される。このような状況から、これまで行ってきた企業努力だけではコスト上昇分を吸収することが困難」(キリンビバレッジ)と判断した。
価格改定により、メーカー希望小売価格は税抜で19~23%引き上げられる。
「ファイア」の缶コーヒーの場合、税抜希望小売価格は155g缶で80円から95円に、185g缶は115円から140円に改定される。