隆祥房(名古屋市熱田区、西村彰高社長)は1月21日、ヤマナカ追進店で「親子手作り餃子教室」を開いた。1月22日の旧正月に合わせ「旧正月は餃子の日」を普及するため行っている事業。今回は3年ぶりの実施で地域の親子が参加した。
中国では旧正月に、家族らが集まり、福を呼ぶ縁起の良い食べ物として餃子を手作りし、新年を祝う習慣がある。その文化を広めるとともに、手作り餃子を通して食育につなげてもらう。
この日は、管理栄養士の資格を持つ研究開発部のスタッフらが講師となり、餃子の歴史や栄養について授業。続く実習では、チャック付きビニール袋を使った具材の作り方、基本の餃子の包み方、「ライオン」「キツネ」など様々な形の餃子を手作りした。
また、焼き餃子の中の一つにうずらの卵が入った当たり付きの「おみくじ餃子」を子どもたちに配り、当たった子どもにはプレゼントを贈った。
最後には同社のキャラクター・ツツムくんと「ぎょうざソングス」のダンスをスタッフと参加者で踊り、記念撮影をするなどイベントを楽しんだ。
西村社長は「旧正月の手作り餃子教室はコロナ禍でできず、今回は3年ぶりになった。子どもたちの元気な笑顔が見られて、うれしかった。コロナ禍でいまだに開催できないイベントもあるが、子どもたちの食育のためにも徐々に再開していきたい」と話している。