9.8 C
Tokyo
12 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会旭食品が「フードランド」 高知で初の1月開催

旭食品が「フードランド」 高知で初の1月開催

旭食品は19、20の両日、高知ぢばさんセンター(高知市)で「フードランド2023」を開いた。高知で1月に開催するのは今回が初めて。2日間で約1千200人の来場を見込み、得意先の地域によって日時を分けることで集中するのを避けた。

出展メーカーは前回より6社多い349社。内訳は市販食品119、菓子38、酒類28、チルド43、市販冷食22、業務用冷食20、業務用食品19、水産・市乳・冷菓10、地域メーカー50。

「『日本一頼りがいのある問屋』を目指して『脱・問屋』へ」をメーンテーマに掲げ、複数にまたがるカテゴリーの共通企画として「サステナブル&SDGs」「プラントベースフード」「お米に注目」などを展開した。このうち「サステナブル」についてはオーガニックワイン、紙パッケージの食用油や飲料、食物アレルギーやグルテンフリーに対応した商品などを提案。

このほか、人気が続く韓国メニューやブームになりそうなベトナム料理、光熱費抑制につながる半生菓子、アウトドアと自宅で利用できる肉用スパイスなど、随所で需要喚起を狙った商品提案に力を入れた。また、「えいもん紹介」「おすすめ商品」など地域商材を幅広く揃え各部門で展開。「得意先と一緒になってほかにない商品を開発し、差別化につなげる。そのため『探して、つくる』をキーワードに、地域メーカーの出店を増やした」(商品統括本部・久郷正人本部長)。

なお、会場ではペットボトルのキャップを収集するコーナーを設けたり、不要となったサンプルの提供をメーカーに呼び掛けたりとSDGsにつながる活動にも注力した。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。