逆光線(コラム)ここまで進んだIT

ここまで進んだIT

訪日旅行客の人気スポットに居を構えている。往時は自宅を出ると、ひと、ひと、ひとで、通行人の半数以上が外国人だった。商店街だけに欧米の旅行客は地元では不人気で、モノ消費が旺盛な、中国などアジアからの旅行客は歓迎された。

▼今回の春節特需は日本の水際対策もありインバウンド効果が限定的のようだが、「観光はするが土産を買わない。食事はコンビニで済まし呑みに来てもビール一杯で何時間も粘る」と不評だった欧米人旅行者も、ここにきて購買意欲が活発だ。

▼先日地元で一杯やっていたら訪日旅行者が入ってきた。地域密着タイプの、日本人でさえ入店を躊躇するような店構えだが、件の旅行者は全く意に介していない。

▼傍目で眺めていたら、漢字満載の手書きのメニュー表はグーグルカメラを活用して料理内容を把握してスムーズに注文。横文字を一切喋らない店主も自動翻訳機で注文を受け付けて調理を始めた。コロナ禍で海外からの往来が激減し気づかなかったが、IT技術はかように着実に進化し普及していたらしい。まるで浦島太郎の気分だった。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。