東洋水産 生麺・冷食・加工食品 4月から大半を価格改定

東洋水産は4月1日から、「マルちゃん」ブランドの「生麺・チルド商品」179品、「市販用冷凍食品」4品、「業務用冷凍食品」84品の納品分より、「加工食品」119品の出荷分より価格改定する。生麺の「マルちゃん焼そば3人前」の希望小売価格(税別)は322円から370円、「マルちゃんの生ラーメン3人前」は355円から398円となる。

「生麺・チルド商品」は昨年4月以来の改定で、対象はほぼ全品。小売価格の改定率は生麺が6~16%、チルド商品(シュウマイ、餃子、ワンタンなど)が9~21%。「市販用冷凍食品」は「屋台一番ソース焼そば」などの価格を17~18%、「業務用冷凍食品」は冷凍うどん、同そば、同米飯などの価格を6~17%引き上げる。それぞれ前回11月に改定した一部商品群は除く。「加工食品」はほぼ全品が対象で、包装米飯が15~16%、フリーズドライスープが15~16%、魚肉ハム・ソーセージが5~16%、だしの素が8~9%、削り節が8~9%、それぞれ小売価格を引き上げる。

原材料費をはじめ物流費・包材費・燃料費などが高騰しており、合理化などの自助努力では吸収しきれなくなったため。