アーモンドミルク「アーモンド・ブリーズ砂糖不使用1L」が過去最高の出荷 「ミロ」とのコラボも奏功 ポッカサッポロ

 ポッカサッポロフード&ビバレッジは6日、アーモンドミルク「アーモンド・ブリーズ砂糖不使用1L」の販売が好調に推移し、3日の出荷をもって前年の年間販売数量を超え過去最高の出荷になったと発表した。

 コロナ禍での巣ごもり需要による影響に加えて、健康志向や植物性ミルクへの関心の高まりが拡大の背景。

 アーモンドミルク市場は13年から毎年二ケタ成長を続けており、その中で近年の特徴的な動きとしては、大容量タイプと砂糖不使用タイプの拡大が挙げられる。
 これには、牛乳・豆乳代替のメニュー提案や汎用性の訴求が奏功しているとみられる。

 「アーモンド・ブリーズ砂糖不使用1L」の好調要因については「すっきりした味わいで飲み飽きず、飲み物や料理への汎用性が高いことがお客様に支持されている。1日分のビタミンEに加え、牛乳と同程度のカルシウム量を含み、牛乳と同じように楽しめるため新しい選択肢として朝食シーンをはじめ広く取り入れられている」(ポッカサッポロ)と説明する。

 マーケティング施策としてはECサイトなどでのネスレ日本の麦芽飲料「ネスレ ミロ」とのコラボも奏功した。

 「アーモンド・ブリーズ砂糖不使用」が「アーモンド・ブリーズ」全体を牽引して同社アーモンドミルク飲料トータルの1-11月販売実績は金額ベースで前年同期比10%増となった。