「150年後の国宝展」に湖池屋のポテチ 歴史をジオラマで再現

湖池屋は、東京国立博物館創立150年の記念事業として、東京国立博物館表慶館で開催されている「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」(23年1月29日まで)に、「湖池屋ポテトチップス」をテーマとしたブースを出展している。

「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」は、150年後の2172年に伝え残していきたい国宝候補を、その背景のストーリーとともに展示するイベント。東京国立博物館初の公募型展覧会となる。

同社は、日本人の味覚に合わせその時々の現代品質を開発し、日本のスナックカルチャーを切り拓いてきた。食文化が変化する中で、団らんやおやつ時間の発展に貢献してきた「ポテトチップスのり塩」を「ワタシの宝物」として出展。

限定発売の「150年後の国宝展のり塩」(湖池屋) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
限定発売の「150年後の国宝展のり塩」(湖池屋)

今回の展示では日本のポテトチップス文化の起源から今後の発展までを巡る、楽しい旅をジオラマにて再現。また、ジオラマ内を走る「ポテト列車」に自身のスマホを設置することで動画が撮れポテトチップスの歴史を「ポテト列車」に乗ったような目線でいつでも楽しむことができる。

「150年後の国宝展」の記念商品としてじゃがいもは北海道産幻の芋「今金男しゃく」を使用し、愛知県産のあおさ、三重県産すじ青のり、愛媛県産うすば青のりの3種ブレンドに、塩は天海の平釜塩、隠し味に国産唐辛子と、パイオニア精神が詰まった「150年後の国宝展のり塩」を特設ショップ(東京国立博物館正門プラザ)と湖池屋オンラインショップ限定で発売。

「国宝というインパクトのある見せ方で、湖池屋がポテトチップスのパイオニアとの理解を深め、価値を伝えていけたら」(湖池屋担当者)としている。