「価格改定の定着が最大課題」 伊藤ハム米久HD・宮下功社長

原材料など様々なコストアップから今年3月に1度目の値上げを実施したが、販売数量は想定したほど落ち込まずほぼ想定通りで、価格改定はまずまずだった。ただ、円安要因やエネルギーコスト上昇など想定を上回るコスト増で厳しい決算となった。

10月から今年2度目の改定を実施した。2度目はポケットプライスを外さないようできる限り量目変更で対応したが、これら改定をしっかり定着させることが下期最大の課題。今のところ改定による落ち込みは想定より少ないが、市場は様々な商品が値上がっているので、さらなるコストアップに対しても変化に対応しながら商品政策を含めて柔軟に実施していく。(8日のオンライン上期決算会見で)

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