10.6 C
Tokyo
10.4 C
Osaka
2026 / 02 / 04 水曜日
ログイン
English
飲料系飲料紅茶飲料市場でフルーツティーが拡大 「午後の紅茶」「紅茶花伝」「クラフトボス」から新提案 その背景は?

紅茶飲料市場でフルーツティーが拡大 「午後の紅茶」「紅茶花伝」「クラフトボス」から新提案 その背景は?

 紅茶飲料市場のフルーツティーカテゴリーが拡大している。
 さわやかな甘味の果汁感が紅茶に合わさり、コロナ禍で変化するリフレッシュニーズに対応しているのが背景と思われる。
 「長時間マスクと過ごすことから、休憩や気分転換の相棒だったコーヒーでは飲んだ後に残る後味やコーヒー独特のニオイを気にする人が増えている」とみる向きもある。

 これに各ブランドからの商品を通じた情報発信が奏功している。

 紅茶飲料のトップブランド「午後の紅茶」を展開するキリンビバレッジの調べでは、紅茶カテゴリーの中でもフルーツティーは「選べる楽しさがある」「紅茶とフルーツの両方の味わいが楽しめる」といった声を受け「日常の中でちょっと幸せな気分が手軽に味わえる“ご褒美”的な価値が期待されているころが分かっている」(キリンビバレッジ)とした。

 「午後の紅茶」のフルーツティーとしては、7月から「午後の紅茶 季節のご褒美 FRUITS TEA」シリーズを展開。第1弾「シトラス」、第2弾「グレープ」を発売し、「グレープ」の販売数量は「予想を上回るペースで推移している」という。

 12月6日には第3弾の「ラ・フランス」を数量限定発売して紅茶市場のさらなる拡大を目指す。

 コカ・コーラシステムは2018年から「紅茶花伝 クラフティー」シリーズを展開して“紅茶×果汁×はちみつ”の組み合わせを提案。

 フルーツティー市場が拡大する中、コカ・コーラは複数のフルーツの味わいをブレンドしたミックスフルーツティーが大きく伸長していることに着目して、同シリーズから、白ぶどうを主役に6種の果実の味わいをブレンドした「白ぶどうフルーツティー」を10月17日に新発売した。

 その出足は好調で「発売から7日間の数値では、2021年発売のレモンティーと比較して出荷本数・売上金額ともに約1.4倍となり、4倍の新規購入者数を獲得した」(日本コカ・コーラ)。

 「白ぶどうフルーツティー」の発売に先立ち、サントリー食品インターナショナルは10月11日に「クラフトボス」紅茶シリーズの「フルーツティー」を秋冬ブレンドにリニューアル発売して、さらなるファンの拡大を図っている。

 「クラフトボス」紅茶シリーズは3月、「フルーツティー」「レモンティー」「ミルクティー」の中味に磨きをかけ500mlから600mlに増量してリニューアル発売したところ上昇基調にある。

 なお、インテージSRI+フルーツティー(レモン除く)2017年1月~2021年12月推計販売規模(金額)によると、フルーツティー市場は2017年から拡大を続け2021年は前年の1.4倍に伸長した。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。