七福醸造「100㎞ウォーク」再開へ社員ら試験開催 来年に向け新コース作りなど検証

愛知県・碧南の有機白だし・白醤油メーカー、七福醸造は10月22日、コロナ禍で2年連続中止となった「三河湾チャリティー100㎞歩け歩け大会」の再開に向けて社員だけによる試験開催を行った。今回はコロナ禍の影響により100㎞ウォーク未経験の新入社員4人を中心に計6人が挑戦したほか、10㎞単位でコースや休憩所などのリサーチを行うスタッフを配置。新コースのたたき台作りを行った。

「三河湾チャリティー100㎞歩け歩け大会」は、社員教育の一環として94年からスタート。年々一般参加者を増やし、最近では1千300~1千400人規模まで拡大している人気のウォーキング大会。タイムを競うのではなく、「100㎞を歩く中で、いかに多くの感動・感激・感謝を味わうことができるか」を主眼とする。

「今年も含め3回連続で大きな大会が中止となった。われわれ自身もやるべきことをだいぶ忘れているので、今回はコースの下見をはじめ運営サイドとしての感覚を取り戻し、来年必ず開催できるようにしたい」(犬塚元裕社長)とする。

なお、今回の参加者は全員が完歩した。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)