秋は“濃厚系” ギリシャヨーグルト続々 明治、森永乳業

秋は“濃厚系”。明治、森永乳業が濃厚系ギリシャヨーグルトの新製品を投入する。今期のヨーグルト市場は、2021年度に続き新型コロナ特需(2020年度)の反動が出ているが、おいしさに加え、日常生活に必要な栄養素が摂取できるギリシャヨーグルトを再訴求することで、反転攻勢の一助としたい考えだ。

明治は5日、「明治TANPACTギリシャヨーグルト バニラ風味/プルーン風味/バナナ風味」(110g、税込151円)を新発売した。

たんぱく質摂取量の低下が一因と考えられる「低栄養」といった社会課題の解決に貢献することを目指した「TANPACT(タンパクト)」ブランドの新製品で、無脂肪ヨーグルトを濃縮した濃厚感のあるまろやかな味わいと食べ応えが楽しめる。

乳たんぱく質10gに加え、バニラ風味にはカルシウム、プルーン風味には鉄分、バナナ風味には食物繊維を配合した。脂肪分を気にせず、乳たんぱく質と日常生活に必要な栄養素を一緒に摂取できる。

「ギリシャヨーグルト パルテノ オレンジソース入」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「ギリシャヨーグルト パルテノ オレンジソース入」

森永乳業は「ギリシャヨーグルト パルテノ オレンジソース入」(80g、税別146円)を13日から新発売する。

「パルテノ」ならではの濃厚でクリーミーなヨーグルトの下に、酸味と甘みのバランスを追求したオレンジ果肉・ピール入りソースを敷いた二層構造。おいしさに加え、プロテインも補給できる一品に仕上げた。

「ギリシャヨーグルト パルテノ」は、デザートシーンに加え、朝食や昼食時に食事の1品として食べられる機会が増加。今年第1四半期(4-6月)の売上高前年比は24%増と伸長している。