ダイドードリンコ 創業以来初の値上げ 自販機商品も検討中

ダイドードリンコは、10月1日納品分から、コーヒー、お茶などの税抜き希望小売価格を9~25%値上げする。消費増税が伴わない値上げは1975年の創業以来初となる。

対象商品は、ペットボトル、ボトル缶、缶商品の68品目で、主力の「ダイドーブレンド 微糖 世界一のバリスタ監修」(260㎖ボトル缶)は、130円から150円となる。

同社は「かねてより高騰傾向にあったコーヒー豆などが、さらに国際情勢の変化や急速な円安などに伴い、あらゆるコストが著しく上昇し、企業努力だけでは吸収することは困難」としている。ただ、今回、ショート缶コーヒー(SOT缶コーヒー)は価格を据え置く。

また、主力の自動販売機の価格も今後の値上げに向けて検討している。