需要広がる小型冷蔵庫

急な猛暑を受けてアイスを多めに購入したが、冷凍庫はすでにいっぱいで、とても困った。そこらに置いておくわけにもいかず、その日の夕飯は冷凍食品のいくつかが食卓に並んだ。

▼コロナ禍の買い溜めで冷凍食品をストックするようになったことで、家庭用冷蔵庫の冷凍スペースでは足りなくなったと感じる。冷凍庫の中を見ると、定番のパスタや炒飯、ギョーザはもとより、惣菜の煮魚、豚の角煮、煮豆など。さらに冷凍ブロッコリーなどの野菜もいくつか常備している。

▼いずれも電子レンジや湯煎調理で簡単に食卓に並べることができる。加工済みなので廃棄ロス削減になる。さらに、大人2人分では一度に食べ切ることのできない食材であっても冷凍なら保存期間が長く、連日同じメニューを食べずに済む。

▼量販店では昨今、小型冷凍庫の売上げが伸びているそうだ。価格帯も1万円代からとお手頃で、背の低いタイプやスリムタイプ、左右開き、上開きなどさまざま。冷凍庫が増えていけば、そこに入る冷凍食品の需要も合わせて拡大していくに違いない。

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